12月の保育
−12月をむかえて−
保護者参観での山登り、七五三のお祝いなど子どもたちの育ちについて感謝の気持ちをあらたにした11月も過ぎ、早や12月、クリスマスの月を迎えました。クリスマス、それはイエスさまのお誕生日です。2千年を経た今日も世界中でお祝いしています。またクリスマスと聖母マリア様は特別な関係があります。マリア様はイエス様を産んだお母様だからです。聖なるお母さん、聖母と呼ばれています。私たちの聖母幼稚園も聖母マリア様の名前をいただき、マリア様からの特別なご保護を戴いています。
さて、クリスマスといえば子どもたちはクリスマスのプレゼントを今から楽しみにしているかも知れません。そうです。クリスマスは神様からの大きなプレゼント「イエスさま」をいただいたことを感謝する日だからです。「ごらん、今宵、神様はこんな素晴らしいことをしてくださった」という詩があります。クリスマスは神様からのプレゼントをいただいて、私たちも他の人(特に恵まれない人)をどのように助けることが出来るのかを子どもたちといっしょに考える日でもあります。
日本には、「歳末助け合い」の運動がありますが大切な美しい年末の習慣だと思います。幼稚園でも皆さんが伊予三島のビデガイン神父様の活動に協力してくださっています。ふれあいセールで残った文房具やおもちゃを捨てずに集め、発展途上国の子供たちへ届けられます。こうして少しでも「愛」を分かち合うクリスマスを迎えられたら素晴しいことですね!
12月、ご家庭の皆様にとってもお忙しい月でしょう。クリスマス、そして新しい年を迎える準備などをされることでしょう。同時にこの一年間を振り返ってみることも大切ではないでしょうか? この一年間、神様からいただいた沢山の良いこと、子どもたちの成長、友達との交わりなど沢山あることでしょう。そしてまた十分でなかったことも振り返ってみましょう。そして新しい心で新しい年、2011年を迎えたいものです。
この一年間、幼稚園のためにご家庭の皆様方から沢山のご協力をいただきました。本当にありがとうございました。新しい年もよろしくお願いいたします。
どうぞ、よいクリスマスと新年をお迎えくださるようお祈りいたします。