1月の保育
− 園長先生のことば −
新年おめでとうございます。クリスマスをお祝いし、お正月の喜びをご家族でお祝いされた事でしょう。
昨年の「クリスマスお遊戯会」の時には大勢の方々がおいで下さり、本当にありがとうございました。私は、ずっと後ろの方で見ていましたが、子どもたちが本当に一生懸命、演技している姿に感動しました。その上、見ていてくださるご家族の皆様、お父さん、お母さん、祖父母の皆様が本当に心から子どもたちを応援してくださり、温かく子どもたちを包むかのように見ていて下さったことにも大変感激しました。
近頃、目を外に向けてみると、この世界も日本の社会も、ますます大人中心の社会になって行き、子どもにとっては、難しい社会です。情報化が進み、寸時にあらゆる情報が入手できるのは素晴らしいことですが、一方では、ゲームに夢中になりすぎる人もいます。そこから、いろいろな問題が起こってきています。
その人たちは、きっと自分の居場所を求め、自分を認めてくれる人、ほめてくれる人を求めているのではないでしょうか。
あのクリスマスの劇の中にもあったと思いますが「正しいことを選ぶ。良いことを選んでする。」ということこそ、本当の自由だと思います。そして、これからの社会に必要とされることです。私はこの難しい社会にあって、子どもたちが幼い時から、このことを身につけてほしいと心から願っています。
一年の最後の学期に入ります。一人ひとりがこの学期を元気に、楽しく、過ごしてほしいと思います。子どもたちが周りの人から愛され、認められ、ほめられることがきっと子どもたちの心を大きく育てていくことでしょう。
2014年が子どもたちにとって、またご家族の皆様にとって、恵み豊かな年でありますように、心からお祈り致します。
三学期もご家族とともに子どもたちの成長のために努めてまいりたい所存ですので、よろしくお願い致します。