3月の保育
− 3月の園長先生のお話 −
2016年度の最後の月である3月を迎えました。
朝には霜が植物の葉をキラキラと輝かせている日もありますが,日光は春の日差しにかわっています。郊外の田ではヒバリが可愛い声を奏で,林ではウグイスが「ホ〜ホケッ,ホホホ,ホ〜ホケッ」と発声練習を始めています。梅も紅や白の花をつけ,心安まる香りを周りに漂わせています。春が一歩いっぽ幼稚園に近づいて来ていることを,自然はそっと伝えてくれています。あたかも,私たちが悩んでいるときに神様がそっと耳元で語りかけてくれるように。
2月18日(土)にカトリック桜町教会の聖堂で行われた「音楽発表会」。小雨がぱらつくような天候だったにもかかわらず,多くの保護者の方が来てくださいました。本当にありがとうございます。
子ども達の一生懸命に取り組む姿を見,その姿の裏にあるこれまでの頑張りを思うと,思わず目頭が熱くなってしまいました。
「音楽発表会」が盛況のうちに終えることができたのも,ひとえに保護者の方々の支援と援助があったからだと思います。
演奏を終え,拍手を受ける子どもたち一人ひとりの誇らしい顔は,私の一生の宝物です。
11日(土)に卒園式を迎える年長児の皆さん,そして保護者の皆様,「卒園,おめでとうございます!」
神様は,皆さん一人ひとりのすぐ近くにおられます。そして,皆さん一人ひとりをいつも優しく見てくださっています。小学校に進学しても,神様にお祈りする心を忘れないでください。
また,年中・年少児の皆さんも大きく成長しました。年度当初に比べ,多くのことが自分でできるようになるとともに,お友達への心遣いもできるようになりました。毎朝「神様,おはようございます」とお祈りしている子どもたち。この子どもたちの成長と未来を神様にゆだね,私たち大人も神様にお祈りしたいものです。
最後になりましたが,保護者の方々の本園に対するご支援とご協力に心から感謝致します。本当にありがとうございました。