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園長先生のおはなし

11月の保育

− 園長先生のお話 −

 日没後,地球に最も近い惑星である「金星」が南西の空に,太陽系で最も大きな惑星である「木星」が南東の空に輝いています。また,ロングコートチワワのクウちゃんの散歩に出かける午前5時には,「オリオン座」と「冬の大三角」が真南で輝いています。「オリオン座」と「冬の大三角」を形作る赤色の星「ベテルギウス」の「超新星爆発」した光が近い将来,地球に届くと言われています。「オリオン座」と「冬の大三角」をゆっくりと見ることができるのも今のうちかも知れません。空気が澄み渡る秋,星を見ながら宇宙空間の広さにお子様とともに思いを巡らしてもよいのではないでしょうか。

 先日,桜町聖母幼稚園の保護者の方が,私の娘が通っていたピアノ教室に通われていたことが分かりました。娘のピアノ発表会のビデオを見ながら,昨年度も掲載した娘との会話が鮮明に思い出されました。
 私「ねぇ,絢子。お月様がバナナのようになっているねぇ。この後,あのお月様はどうなるのかなぁ?」
 絢子「どんどん太くなっていくのだよ。そして,まん丸になるの!」
 私「どうやって太くなっていくのかな?」
 絢子「栄養を蓄えているからだよ,絢もどんどん太くなっているでしょう。それと一緒だよ。」
 私「そうか,絢子もどんどん栄養を蓄えて,まん丸の満月みたいになるんだね。」
 絢子「そうだよ!まん丸になるんだよ!」
 娘が幼いときは「パパがいい」でしたが,思春期を迎えるあたりから「パパはいい」に変わり,「結婚なんか絶対にしない!」と言っていた娘が「会ってもらいたい人がいる」と言った時の心の動揺も鮮明に思い出しました。
 その娘も今は2児の母。子育てと仕事に大奮闘の日々を送っているとのことです。

 昨年度と同様に,3密を避けるために学年ごとに行われた「運動会」。年少さんは年少さんなりに,年中さんは年中さんなりに,そして,年長は年長さんなりに,最高の演技や競技を見せてくれました。子どもたちが一生懸命に演技や競技に取り組む姿は,多くの感動を保護者の方に与えたのではないでしょうか。また,子どもたちは,一生懸命に取り組むことによって大きな達成感を体得したのではないでしょうか。

 10月15日(金)に年長さんと行った「鬼ヶ島洞窟探検」。女木島に向かう「めおん」が桟橋を離れる時,子どもと保護者が手を振り合う情景が見られました。その情景を見ながら,まだ宇高連絡船が高松と宇野の間を運航していた時,保護者のもとを巣立って就職先や進学先に旅立って行く子どもたちの見送りの情景と思わず重なってしまいました。いつかは保護者のもとを巣立っていく子どもたち,その時のことを常に思い巡らしながら,今日という日を大切に送って頂けたらと思います。

 10月18日(月)に行った「芋掘り遠足」。軟らかい土の中から大きなお芋が一杯出てきました。春先には小さな苗だったのに,土の中の養分と雨によってもたらされる水,そしてサンサンと降り注ぐ太陽の光によって,栄養分をどんどんとつくっていきました。その養分を蓄えた「薩摩芋」。とってもおいしかったのではないでしょうか。

 新型コロナウイルスの感染拡大は一息ついているように見えますが,感染予防に最大限の注意を払いながら,子どもたち一人ひとりに「今日もとても楽しかった。とても良かった。」と思ってもらえるような保育・教育活動を行っていきますので,よろしくお願い致します。

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