1月の保育
−新しい年を迎えて−
新年おめでとうございます。2011年が皆様にとって良い年でありますようにと願っております。
さて、いよいよ3学期を迎えました。年長児にとっては最後の学期となります。寒い時期ですが身体に気をつけて、元気に登園してほしいです。音楽発表会も2月の終わりに予定されています。心を合わせ、力をあわせて楽しい、素晴らしい音楽発表会になりますように、今から楽しみにしています。クリスマスにはイエス様のお誕生をお祝いしましたが、聖書には少年時代のイエスについて、「イエスは知恵も増し、背丈も伸び、ますます神と人に愛された」と記されています。イエス様の時代とは全く異なり、今の子どもたちは、大変恵まれた環境に育っています。欲しいものは何でも与えられるのではないでしょうか?大人も同じでしょう。しかし、以前よりも心豊かになったとは言えないのです。人と人とのつながりや、共に遊ぶ機会も薄れています。
3学期の音楽発表会を通して、子どもたちが美しい演奏をするためにはみんなの気持ちが一つになること、お互いに友達の音を良く聴くという体験をしてほしいですね。お互いの良いところを十分発揮して素晴らしい音楽発表会になりますように。
年長児のみなさんは4月からは小学生になります。今までとは違った環境で過ごすことになりますがこの園で培ってきた心の教育、モンテッソーリ教育を通して養われた自分で選び、やり遂げる心、間違いを訂正していくことなどはどれもこれからの人生に欠かせない大切な心がまえです。どんなときも、先生が見ていなくても正しいことを行なう。また園で習ったお祈り、つらいとき、悲しいときも祈ることを知っている子どもは強いと思います。神様がいつも見ていてくれると考えられる人は安定していくことでしょう。そんな意味で保護者の方にお願いします。桜町では土曜日の午後に小学生を対象に土曜学校を開いています。学び、祈り、遊びながら友達と交わり、共に考え、からだを動かし、楽しくおやつを食べたり、遠足に行ったりしています。また詳しいご案内を出しますのでご欄下さい。楽しく学び、遊びましょう!
新しい年も保護者の皆様の上に神様の祝福をお祈りいたします。