1月の保育
− 1月の園長先生のお話 −
明けましておめでとうございます。
例年にない暖かさの中で新年を迎えましたが,2017年が皆さまにとって神さまの恵みが多い1年となりますよう,心からお祈り致します。
12月17日(土)に行われた「クリスマスお遊戯会」。子ども達の一生懸命な演技にとても感動させられました。「クリスマスお遊戯会」が成功のうちに終えることができたのも,多くの保護者の方々のご協力のおかげだと思っています。本当にありがとうございました。
今日から2016年度最後の学期である3学期が始まりました。
年度当初に比べると心も体も大きく成長した子どもたち。
4月には,年長さんは小学校1年生に,年中さんは年長さんに,年少さんは年中さんにそれぞれ進学や進級をします。心を膨らませながら,そしてワクワクしながら,来年度を迎える準備をしてもらえたらと思います。
昨年末,「児童福祉献金」に54,174円の貴重なご寄付を頂きました。また,クリスマス遊戯会の時の献金に10,090円の貴重なご寄付を頂きました。本当にありがとうございました。64,264円の献金をローマ教皇庁送り,世界各地の飢えに苦しんでいる子ども達のために使っていただきます。
この冬休みにふと時間が空いたので,録画しておいたDVDの中からニコラス・ケイジ主演の”It could happen to you”を見,大いに感動してしまいました。映画の内容は,偶然にも多額の賞金を得た主人公達が,そのお金をいかに使おうとするのかを描いたものでした。自分たちだけで(言い換えれば「閉鎖された状態」の中で)使ってしまおうとするのか,それとも,社会的弱者のことも考えて(言い換えれば「開放された状態」で)使おうとするのか,その対局を描いているようにも思えました。「閉鎖された状態」の中ではどのようなことが起こりえるのか,「開放された状態」ではどうなるのか,『神』は私たち人類に何を求めているのか等,様々なことを考えさせられました。
この間,浅田次郎著の「天国までの百マイル」を読み,幾度か目から汗を流しました。今,三浦綾子著の「愛の鬼才」を電車の待ち時間等に読んでいます。『人としていかに生きるべきなのか』本を読むことによって学んでいきたいと思っている私でした。