9月の保育
− 園長先生のお話 −
まだまだ暑い日が続いていますが,朝夕の風にどことなく秋の雰囲気を感じることができるこの頃です。郊外の田では,稲の先からは穂が出,かわいらしいおしべを見ることができます。また,原っぱからはスズムシの心地よい鳴き声を聞くことができるようになっています。秋は,一歩一歩,桜町聖母幼稚園に近づいてきているようです。
夏季休業中にSDGs(持続可能な開発目標)の講演を聴く機会がありました。講演の最後に,講師の方が言った言葉が忘れられません。それは「2030年までに17の目標が達成できない場合,地球の未来は明るいものにはなりません。子どもたちが成人を迎えたときに,『何であの時に目標を達成するための努力をしなかったのか?今このような地球になってしまっているのは,あの時に目標達成のために努力しなかったあなた方のせいだ』と言われないためにも,残り9年間を頑張っていきましょう」。そう,私がまだ若いときに私の両親に向かって「何で戦争に反対しなかったのか?多くの人を悲惨な目に遭わせたのは,戦争に反対しなかったあなた方のせいだ」と言った言葉とつながったからかも知れません。
さて,新型コロナウイルスデルタ株の感染収束が見えない中で2学期を迎えました。
8月27日付けのメールでもお知らせしましたが,幼稚園としてできる限りの感染予防措置を講じながら,通常の教育活動を行っていきます。デルタ株の感染収束が見えない中で通常の教育活動を行っていくためには,保護者の方々の協力が是非とも必要です。
次の点の厳守をお願いします。
@お子様本人はもとより,同居されている家族の方々に発熱や風邪の症状が見られている時は,登園を自粛してください。
A同居されている家族の方々の日々の健康チェックをしてください。
Bご家族で他都道府県においでになった時は,帰県後10日間は登園を自粛してください。
C出張等で県外に行かれたときは,10日間はお子様との濃厚な接触は控えてください。
D園舎内に入られるときは,マスクの着用とエタノールによる手指消毒をしてください。
また,日常の生活でも香川県から要請されている「不要不急の外出の自粛」「密を避けた行動」をよろしくお願いします,何よりもお子様やご家族の方々の命と健康を守るために。