夜,南の空にオリオン座と冬の大三角が輝いています。早朝,西の空には獅子座,南の空にはさそり座を見ることができます。星空を眺めながら,宇宙の広大さ,神の存在,命の尊さ,愛,自然の素晴らしさ等を子どもと共に感じて頂けたらと思います。 さて,2022年度の最後の月である3月を迎えました。 郊外の田ではヒバリが可愛い声を奏で,里山ではウグイスが「ホ〜ホケッ,ホホホ,ホ〜ホケッ」と発声練習を始めています。梅も紅や白の花を咲かせ,心安まる香りを周りに漂わせています。春が幼稚園に近づいて来ていることを,自然はそっと教えてくれています,あたかも神様がそっと耳元で語りかけてくれるように。 2月18日(土)に行われた「音楽発表会」。 子ども達の一生懸命に取り組む姿を見,その姿の裏にあるこれまでの頑張りを思うと,心に熱いものがこみ上げてきました。 「音楽発表会」を無事に終えることができたのも,ひとえに保護者の方々の支援と援助があったからだと思います。 演奏を終え,拍手を受ける子どもたち一人ひとりの誇らしい顔は,私の一生の宝物です。 3月18日(土)に卒園式を迎える年長児の皆さん,そして保護者の皆様,『卒園,おめでとうございます』 司教座聖堂であるカトリック桜町教会聖堂で卒園式が行われます。聖櫃に安置されているご聖体も,皆さん一人ひとりを優しく見守ってくださっています。皆さんの耳元にそっと語りかけてくれる神様の声を聴き取り,小学校に進学しても神様とお話ししてほしいと思います。それが「お祈りする心」に通じます。 また,年中・年少児の皆さんも大きく成長しました。年度当初に比べ,多くのことが自分でできるようになるとともに,お友達への心遣いもできるようになっています。毎朝「神様,おはようございます」とお祈りしている子どもたち。この子どもたちの成長と未来を神様にゆだね,私たち大人も神様にお祈りしたいものです。 最後になりましたが,保護者の方々の本園に対するご支援とご協力に心から感謝致します。本当にありがとうございました。