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モンテッソーリ教育

モンテッソーリ教育

 19世紀末、イタリアで生まれイタリアで初めての女医となった「マリア・モンテッソーリ博士」が、人間の幼児期の特徴を子どもから学び、また、子どもを医学的・科学的な目で観察することによって導き出された子どもの育て方です。
 人間の発生・発育を、医学的・科学的な裏づけによって構成されています。東洋・西洋など文化や習慣が違っていても、時代が変わっても古くならない普遍的な教育法といえます。欧米ではよく知られた教育法ですが、日本では1974年からこの方法を取り入れています。

 モンテッソーリ教育は、教師が子どもの発生学的特長(脳・筋肉・神経などの特徴)を頭に置き、子どもを観察することから始めます。その子どもが、今 何に興味があり、今 何を受け入れようとしているかを判断し、その子どもに合った教具を提示し、様子を見ます。
 子どもがそのことに『敏感期』であれば、それに一生懸命に関わり続けます。また教具は、“間違い”を子ども自らが“発見”し、正すようになっています。そしてそれを成し遂げた時、子どもは満足し、その顔には幸せの表情が表れます。子どもの満足感は、その時期に子どもが必要としている能力(心・身)を獲得した証です。

 日常生活教具、感覚教具、数の教具、言語教具、文化教具などに分類されています。さらにこれらはそれぞれの分野別に、たくさんの教具が用意されています。
 これらの教具を馳駆することによって、幅広い能力の開発と、個性を伸張させることができます。子どもたちが自発的に行なうものであり、決して押し付けや小学校教育を先取りするものではありません。